子育て・教育

2018/03/21

生活スタイルで選ぶべき!? 保育園と幼稚園の違いのキホンを解説

保育園と幼稚園の違い -クレセンス

お子さまを保育園に入れるのか幼稚園に入れるのか悩んでいる親御さんは少なくはないでしょう。
そこで今回は、保育園と幼稚園それぞれの特色を解説しながら、両者の違いを比較します。

保育園と幼稚園の違いって?

保育園と幼稚園の違い 
保育園と幼稚園には、さまざまな点ではっきりとした違いがあります。

①立ち位置

そもそも保育園と幼稚園では、施設の目的や立ち位置が異なります。
ごく簡単にいうと、保育園は、親の事情で保育に十分な時間がとれない家庭がこどもの保育を委託する場所。0歳からこどもを預けることができます。
対して、幼稚園は、こどもの体と心の教育を行うための場所です。対象年齢は3歳から。
つまり、保育園は0歳から利用可能な児童福祉施設で、幼稚園は3歳からの教育施設というわけです。
 

②管理する所管・資格

①のように、保育園と幼稚園では目的が大きく違うため、両者を管理する所管も異なります。
保育園の管轄は厚生労働省、幼稚園は文部科学省です。
また、保育園の先生は保育士の国家資格免許を、幼稚園の先生は幼稚園教諭免許を持っています。
 

③時間

保育時間も異なります。
保育園は、基本的に朝8時から16時半頃まで。園によっては朝7時前後から夜20時近くまで保育をしているところもあります。
一方、幼稚園は9時から14時までが基本で、標準保育時間は4時間と決められています。
 

④給食

給食の有無についても違いが。
保育園は給食の提供は義務ですが、幼稚園は任意。園によって、あるところとないところがあります。また、週に何日かだけ宅配の給食がある園も。
 

まずはご両親の生活スタイルにあわせて選んでみましょう

 生活スタイル

保育園にするか、幼稚園にするか。
悩ましい問題ですが、まずは親御さんの生活スタイルに合わせてどちらにすべきか考えましょう。
 
出産後すぐに仕事に復帰したいという方には、0歳からでも入園できる保育園が適しています。
幼稚園の場合、保育時間は14時までが基本ですので、フルタイムで働くのは難しくなるかもしれませんが、保育園であれば20時近くまで保育してくれるところもありますので、フルタイム勤務も可能です。また、幼稚園には夏休みや冬休みがありますが、保育園の場合は夏休みや冬休みでも預かり保育をしてくれるところもあります。このほか、保育園には給食がありますので、長時間お子さまを預ける際にはそれも安心ポイントになるでしょう。
 
反対に、こどもが小さいときは両親のどちらかが家にいる・お子さまとおうちで一緒に過ごしたいなどといったご家庭には、幼稚園が適しています。幼稚園の対象年齢は3歳から小学校就学前までですが、3歳をすぎれば基本的には何歳からでも入園できます。お子さまの性格やご家庭の方針にあわせて、3歳の年少さんからではなく4歳の年中さんから通園を始めるといった選択も可能です。
 

保育園には、認可園と認可外園があることも覚えておきましょう

 認可園と認可外園の保育園

お子さまが生まれてからも仕事を続けたいご家庭の場合は、保育園を選ぶことが多くなるでしょう。そこでもうひとつ知っておきたいのが、保育園には認可園と認可外園の2種類があるということです。
 

認可園と認可外園の基本的な違い

認可園とは、児童福祉法に基づいて国から許可を受けた保育園のこと。保育するこどもの人数や保育士の人数、施設の広さ、設備など、児童福祉法の定める基準に則って運営されています。
対して、認可外園とは、児童福祉法に基づく認可を受けていない保育園のことです。
 
このように聞くと、「国に無許可で運営されている認可外園なんて危ないのでは?」と思ってしまうかもしれませんが、決してそういうわけではありません。
認可外園の中には、例えば「認可条件のひとつである“一定の広さの庭がある”という部分を満たせていないけれど、こどもの成長にプラスになるような教育プログラムや知育プログラムを用意している」というようなところもあります。
 
なお、認可園に比べて、認可外園のほうが夜間や休日などの時間外の延長保育が充実しています。仕事で夜家を空けることがあるというご家庭や、土日が休みではないというご家庭にとっては、こういったサービスはとても助かるはずです。
 

保育費用面での違い

このほか、保育費用についても認可園と無認可園には差があります。
結論からいえば、認可園の方が費用は安い傾向にあります。また、認可園の場合にはご家庭の収入によって保育料が決まるため、世帯収入が少ないほど費用は安くなります。
 
しかし、認可外園の場合は、そういった自治体からの補助は基本的にありません。また、平均的な費用も認可園よりも高く設定されている園がほとんどです。特に、教育プログラムが充実している園や独自の保育サービスを行っている園では、費用は高くなる傾向があるようです。
 
 
このように、認可園と認可外園ではさまざま面で違いがあります。
とはいえ、大切なのは、「認可園と認可外園、どちらがいいか」という2択で考えるのではなく、個々の保育園を見て検討すべきだということです。特に認可外園の場合は、園によって保育の内容・時間・費用などにバラつきがあります。できれば実際に足を運んで検討するようにしましょう。

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