融資とは、金融機関や公的機関、貸金業者などのローン取扱会社がお金を貸すことを指す言葉です。貸す側からは「融資をする」、借りる側からは「融資を受ける」と表現されます。
●貸す側(銀行や消費者金融など)がお金を貸すとき:「融資をする」
●借りる側(企業や個人など)がお金を借りるとき:「融資を受ける」
一般的には事業の運転資金や設備資金など、事業目的の資金調達を指して使われるケースが多い用語です。
ただし、住宅購入や教育費、生活費など、個人の借り入れでも「融資」の表現が使われます。
融資を受けた場合、元金に利息を加えた金額を期日までに返済するのが原則です。また、融資が実行される前には、借入希望者の返済能力を確認するための審査や契約手続きが行われることが多いです。
融資と出資の違い
融資と出資は、どちらも資金を提供する点では共通していますが、その性質は異なります。
「融資」は、金融機関や公的機関、貸金業者などのローン取扱会社が契約に基づいてお金を貸し出し、借り手は元金と利息を期日までに返済する義務を負うものです。返済条件や利率は契約で定められ、返済が滞ると債務不履行となり、遅延損害金が発生します。
一方で、「出資」とは投資家や企業が事業のために資金を提供し、その見返りとして利益の分配や株式の価値上昇などを期待する行為です。出資は融資と異なり返済義務がなく、事業が失敗すれば出資金が戻らないこともあり、投資家がリスクを負担します。
つまり、「融資」は返済を前提とした資金提供である一方、「出資」はリターンを期待した投資的な資金提供という違いがあります。事業者は、返済負担が生じる融資と、返済は不要ですが、経営に関与される可能性がある出資のいずれを選ぶか、状況に応じて判断する必要があります。
加えて、貸借対照表上の仕訳の違いも理解しておきましょう。融資を受けた場合は負債、出資を受けた場合は資本(純資産)として計上されます。
融資とローンの違い
「融資」と「ローン」は、金利や返済方法、審査の有無など、基本的な仕組み自体に大きな違いはありません。主に使われる場面や文脈に違いがあります。
例えば、融資は金融機関や公的機関、貸金業者などのローン取扱会社が個人や企業に対して行う「資金の貸し付け全般」を指します。特に、運転資金や設備資金といった「事業資金の貸し付け」として用いられることが多いです。
一方で、ローンは、カードローン・住宅ローン・自動車ローン・教育ローンなど、主に個人の消費目的で使われる金融商品を指して使われることが多い傾向にあります。
ただし、ビジネスローンのように事業向け用途のものを「ローン」と呼ぶこともあり、「融資」と「ローン」は文脈によって重なることがあります。
融資には、公的融資・民間融資の大きく2種類があります。それぞれの特徴を以下で詳しく見ていきましょう。
公的融資
国や自治体などの公的機関が実施する融資です。例えば、以下は公的融資に該当します。
●自治体が信用保証協会・金融機関と連携して行う制度融資
●日本政策金融公庫の融資
制度融資は、自治体が窓口となる融資で、信用保証協会が保証し、金融機関が融資を実行する仕組みです。
また、国が100%出資する政策金融機関の日本政策金融公庫による融資も、公的融資にあたります。具体的な融資としては「新規開業・スタートアップ支援資金」「新事業育成資金」などがあり、民間融資で審査が通過しづらい場合でも、融資が受けられることがあります。
公的融資は、一般に以下のような特長があります。
●金利負担が少なめ
●担保・保証人が不要なことがある
●創業時に利用できる融資制度がある
ただし、公的融資であっても審査が行われ、必ずしもすべての申込者が利用できるわけではありません。また、民間融資と比較すると、事業計画書など提出書類が多く、実際の融資までに時間がかかることがあるため、利用を考えている場合は早めの手続きが大切です。
民間融資
民間融資とは、銀行や信用金庫、消費者金融などの民間の金融機関による融資です。事業資金の借り入れはもちろん、カードローンなどの個人向けローンも民間融資に含まれます。
民間融資は公的融資と比べて商品数が多いほか、審査から融資までのスピードが比較的早い点が特徴です。
民間融資には大きく分けて「信用保証付き融資」「プロパー融資」の2種類があります。
| 信用保証付き融資 |
● 信用保証協会の保証を付けて融資を受ける仕組み
● 金融機関のリスクが軽減される一方、利用者は保証料を負担する |
| プロパー融資 |
● 保証を付けず、金融機関が独自の与信判断で直接貸し出す融資
● 審査基準は厳しめで、信用力が高ければ柔軟な条件での資金調達も可能 |
プロパー融資は金融機関が独自に審査して直接貸し出すため、高い信用度が求められます。そのため、特に個人事業主や中小企業では、信用保証協会の保証を付けて借りる信用保証付き融資のほうが利用しやすい傾向があります。
融資の形態としては、当座貸越・証書貸付・手形貸付などがあります。それぞれの特長を以下で見ていきましょう。
当座貸越
当座貸越は、普通預金口座で残高を超える引き出しがあったときに、あらかじめ設定された限度額の範囲で、自動的に融資が受けられる方法です。
定期預金などを担保にするのが一般的で、利用のたびに個別審査を受ける必要はなく、必要なときに即時に資金を引き出せます。
例えば、定期預金残高の90%(200万円以内)まで借り入れできる当座貸越の場合、定期預金残高が100万円であれば、90万円まで融資を受けられます。
証書貸付
証書貸付は、契約ごとに金銭消費貸借契約書を作成し、書面に基づき融資を受ける方法です。返済方法・返済期間・担保などの条件を契約で定め、融資のたびにお申し込みと審査が必要になります。
証書貸付は、1年以上などの期間にわたる事業上の長期的な貸し付けで利用されることが多く、設備資金などまとまった資金の調達に適しています。審査でも、長期間における返済能力が確認されます。
手形貸付
手形貸付は、約束手形を差し入れて資金を借り入れる方法です。
資金が必要なときに手形を振り出して融資を受ける形式で、融資実行までの期間が短く、急な資金調達を行いたいときに活用されます。
手形貸付は原則1年以内の短期融資として扱われ、住宅ローンのつなぎ融資や短期運転資金などとしてよく利用されます。
個人が利用できる融資商品にはいくつかの種類があり、それぞれ特長や利用シーンが異なります。個人向けの代表的な融資商品について、以下で見ていきましょう。
カードローン
カードローンは、銀行や消費者金融で取り扱いのある融資商品です。利用目的に制限がなく、契約で設定された利用限度額の範囲内であれば、繰り返し借り入れが可能です(※)。
商品によっては契約から融資までのスピードが速く、急な出費にも柔軟に対応できる点が特長です。
カードローンの仕組みやメリット・デメリットは、以下の記事で詳しく解説しています。
(※)事業性資金や投機性資金には利用できないことがあります。
フリーローン
フリーローンは、原則として使い道に制限がない融資商品です(※)。旅行費用や家具・家電の購入など、個人のさまざまな出費に利用できます。
ただし、カードローンと異なり、借り入れのたびに契約・審査が必要で、繰り返し利用することはできません。一度きりでまとまった資金を借りたい場合に適した商品です。
(※)事業性資金や投機性資金には利用できないことがあります。
目的別ローン
目的別ローンは、お金の使い道があらかじめ決められている融資商品です。住宅ローン、カーローン、教育ローンなどが代表例で、借り入れごとに契約や審査が必要です。
利用目的が限定される分、金利が低めに設定される場合が多いのがメリットで、利用目的が明確な人に適しています。
融資は、急な出費や高額な出費などで資金が足りないときに頼れることが特長です。以下で融資を受ける主なメリットを紹介します。
急な出費に対応できる
思いがけない出費が発生した際、融資を受けることで対応が可能です。
例えば、冠婚葬祭や引っ越しといったライフイベント、事故や病気による医療費など、急遽まとまった資金が必要になる場面では、融資の利用が選択肢になります。
また、事業でも取引先への急なお支払い、突発的な設備の修繕費用、急ぎの仕入資金など、予測しきれない資金需要に対応できます。
特に、カードローンは設定された利用限度額の範囲内であれば、繰り返し借り入れが可能です。利用限度額を使い切っても、返済すれば枠が回復し、必要な時に借り入れができます。
多くのカードローンは年会費不要なため、「契約しておき、必要なときだけ利用する」「急な出費のために契約しておく」など、柔軟な使い方が可能です。
高額な出費に対応できる
家や車の購入、家具・家電の買い替えなど、高額な出費が発生した際も融資が役立ちます。
高額な出費を現金で一度に支払うと大きな負担になりますが、融資を利用すれば返済期間を分けて支払うことができます。生活資金に余裕を残しながら、計画的に返済が可能です。
また、事業でも新しい設備投資や店舗改装、システム導入などのまとまった資金が必要な場面に対応でき、返済を長期で分割して資金繰りを安定させることができます。
融資を受けるときに注意しておくべきこととしては、以下が挙げられます。
●融資を受ける際には審査がある
●元本と合わせて利息のお支払いも必要になる
●返済に遅れると遅延損害金が発生する
融資を受ける際には審査がある
融資を受ける際には、必ず金融機関や公的機関、貸金業者などのローン取扱会社による審査が行われます。個人向け融資では収入や職業、信用情報などが確認され、事業融資では業績や事業計画、財務状況などが見られます。
いずれの場合も返済能力が重視され、審査に基づいて融資の可否が決定されます。
元本と合わせて利息のお支払いも必要になる
借り入れた元本に加えて、契約で定められた金利による利息を支払う必要があります。
金利は法で定められた範囲内で設定されますが、具体的な金利の範囲はローン取扱会社によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
また、金利には契約時に決めた金利が返済期間中に変わらない「固定金利」と、市場金利の動向に応じて一定期間ごとに見直しが行われる「変動金利」などの種類があります。
金利の割合や種類、返済期間によって利息負担や返済総額は変わるため、借入金額だけでなく、利息を含めた返済シミュレーションをしておくことが重要です。
返済に遅れると遅延損害金が発生する
返済が遅れると、契約で定められた遅延損害金が発生することがあります。遅延損害金は、通常より高い利率が適用されることがあり、遅延日数に応じた金額のお支払いが必要です。
さらに個人が長期の延滞をすると信用情報に登録され、今後の融資やクレジットカードの利用に影響する可能性もあります。
遅延を繰り返したり督促を放置したりすると、強制解約になり、一括返済を求められることもあります。強制解約の事故情報が信用情報に登録されると、新たな融資を受けることが難しくなる点にも注意が必要です。
また、事業の場合も取引先との信頼にもかかわるため、期日どおりに返済ができるように返済計画をしっかり立てておくことが必要です。
カードローンで融資を受けるなら「MONEY CARD」がおすすめ
クレディセゾンが提供する「マネーカード」は、利用限度額の範囲内で何度でも借り入れ・返済が可能なリボルビング型のカードローンです。
ライフスタイルや資金ニーズに合わせて使える自由度の高さが特長で、「MONEY CARD」と「MONEY CARD GOLD」の2種類から選べます。
マネーカードの特長は以下のとおりです。
・新規ご契約&ご利用で最大2ヵ月分の利息が実質0円(※1)
初回のご契約・利用者を対象に、ご入会日の翌月末までにお借り入れした分について、入会日から3ヵ月後のお支払日(お引落日)までにご返済いただいた分の利息をもれなくキャッシュバックします。詳細は公式サイトをご確認ください。
・ 全国の提携金融機関ATMで利用可能(※2)
都市銀行・地方銀行・ゆうちょ銀行・コンビニATMなど、全国のATMで借り入れ・返済が可能です。ATM手数料は無料なため、余分な費用をかけずに利用できます。24時間対応のコンビニATMも利用でき、急な出費にも安心です。提携金融機関は公式サイトをご確認ください。
・カード発行後、原則24時間最短数十秒でご本人様名義の口座に振込可能(※3)
ONLINE即振込サービスのご利用で、「ローンNetアンサー(会員専用ページ)」からのお手続きで、原則24時間最短数十秒で本人名義の口座へ振込が可能です。振込手数料も無料なため、急ぎの資金調達にも対応します。
・用途自由で返済も手軽
マネーカードで借り入れた資金の用途は自由なため、生活費・旅行資金・医療費・冠婚葬祭などさまざまな目的に利用できます。返済方法は口座引き落としで、毎月末締めの翌々月4日に自動で引き落とされます。
また、ATMからの返済や繰り上げ返済も可能なため、状況に合わせて柔軟に利用可能です。ただし、無理のない返済計画を立ててご利用ください。
・一般的なキャッシングサービスよりも低金利で借り入れができる場合がある
「MONEY CARD GOLD」は、利用コースにより実質年率8.0%(300万円コース)または10.0%(200万円コース)で借り入れが可能です。
マネーカードは、初めての方でも安心して利用できるカードローンです。以下で「MONEY CARD」、「MONEY CARD GOLD」の詳細を解説します。
(※1)本企画は予告なく変更・中止させていただく場合がございます。
(※2)ご利用(出金)の取扱時間は最長24時間、ご返済(入金)は最長7:00~23:00です。設置場所により異なりますので、詳細は各金融機関へお問い合わせください。
(※3)メンテナンス等によりご利用いただけない時間帯がございます。
MONEY CARD(マネーカード)
| カード名 |
MONEY CARD(マネーカード) |
| 最高利用可能枠 |
100万円 |
| ご融資利率 (実質年率) |
15.0%(※1) |
| 申込資格 |
20歳から75歳までの安定した収入のある方(※2) |
| 入会金・年会費 |
無料 |
| 担保・保証人 |
不要 |
「MONEY CARD」は、「MONEY CARD GOLD」よりも借入限度額や条件が抑えられている分、無理のない範囲で利用しやすい点が特長です。
学生や専業主婦の方はお申し込み対象外となりますが、安定した収入があれば年金受給者の方もお申し込みできる(※2)ため、「大きな借り入れは想定していないが、急な出費や生活資金の備えなど、万一のときの利用手段として持っておきたい」という方にも向いています。
シンプルな設計で必要な分だけ利用できるため、カードローンが初めての方や、スタンダードなカードローンを検討したい方に適した一枚といえるでしょう。
(※1)ご利用状況などに応じて最大17.7%まで利率が変更する場合がございます。
(※2)学生・専業主婦、年金収入のみの方はお申し込みいただけません。
MONEY CARD GOLD(マネーカードゴールド)
| カード名 |
MONEY CARD GOLD(マネーカードゴールド) |
| 最高利用可能枠 |
300万円 |
| ご融資利率(実質年率) |
● 300万円コース:実質年率8.0%
● 200万円コース:実質年率10.0% |
| 申込資格 |
20歳から75歳までの年収400万円(税込)以上の方でご連絡可能な方(※1) |
| 入会金・年会費 |
無料 |
| 担保・保証人 |
不要 |
「MONEY CARD GOLD」では、ゆとりのある利用可能枠を実現した2つのコースが対象です。
実質年率300万円コース(8.0%)または200万円コース(実質年率10.0%)で借り入れが可能なため、「MONEY CARD」と比較して融資利率も低く、利息の負担をより抑えることができます。
申込資格には年収400万円以上という条件がありますが、利息を抑えながら多彩なライフプランに対応できるローンカードを探している方は、「MONEY CARD GOLD」をご検討ください。
(※1)学生・専業主婦、年金収入のみの方はお申し込みいただけません。
融資とは、金融機関や公的機関、貸金業者などのローン取扱会社がお金を貸すことです。事業目的の資金調達を指すことが多いですが、住宅購入や教育費、生活費など個人の資金確保にも融資という言葉が使われます。
融資には、公的融資や民間融資といった種類があり、当座貸越・証書貸付・手形貸付など形態もさまざまです。個人向け商品としてはカードローンやフリーローン、目的別ローンが代表的で、それぞれ利用目的や特長が異なります。
カードローンでの借り入れを検討している方は、クレディセゾンのマネーカードをぜひご検討ください。
● ご融資額:1~300万円
● ご融資利率:セゾンカードローン/MONEY CARD:実質年率8.0%~17.7%
セゾンカードローン ゴールド/MONEY CARD GOLD:300万円コース:実質年率8.0%、200万円コース:実質年率10.0%
● ご返済回数・期間:1~140回/1~140ヵ月
● ご返済方式:定額リボルビング方式
ご返済例
ご融資コース300万円コースで50万円ご利用、実質年率 12.0%の場合 毎月4日に返済の場合:通常月 14,000円×45回、最終月 1,833円×1回(ご返済額合計 631,833円/最終回のお支払額はご利用日により異なります。)
● 遅延損害金:年率11.68%~20.00%
● 担保・保証人:不要
株式会社クレディセゾン 貸金業者登録番号 関東財務局長(15)第00085号
日本貸金業協会会員番号 第002346号
お支払いのご相談は
日本貸金業協会 貸金業相談・紛争解決センター
0570-051-051(受付時間9:00~17:00 休:土、日、祝、年末年始)
(※)貸付条件をよくご確認のうえ、計画的にご利用ください。
(※)当社所定の審査がございます。審査によりご希望の意に添えない場合もございますので、あらかじめご了承ください。