カードローンの「最低返済額(約定返済金額)」とは、借り入れに対して毎月必ずお支払いしなければならない金額のことです。
最低返済額は、一定の金額が設定されている場合もあれば、金利や借入残高に応じて変動する場合もあります。
また、カードローンの返済方式は複数あり、それぞれの仕組みによって返済額の計算方法が異なります。
返済方式や最低返済額の仕組みを理解しておかないと、思わぬ延滞や返済総額の増加につながる可能性があるため、事前にしっかり把握しておくことが大切です。
カードローンの主な返済方式とそれぞれの特徴は、次のとおりです。
| 返済方式 |
特徴 |
| 元利定額残高スライド方式 |
● 借入残高に応じて最低返済額が自動的に変動する方式で、多くのカードローンが採用している
● 残高が減ると最低返済額も下がるため無理なく返済できるが、最低額だけだと元金が減りにくい |
| 元利均等返済 |
● 毎月の返済額(元金 + 利息の合計)が一定になる方式
● 支払額が固定で家計管理はしやすいが、元金の減りが遅く、総利息は多くなりやすい |
| 元金均等返済 |
● 毎月返済する元金部分が一定で、利息を上乗せする方式
● 返済初期の返済額は大きくなるが、元金が早く減り総利息を抑えやすい |
| 元利定額リボルビング方式 |
● 毎月の最低返済額をあらかじめ固定し、利息と元金に充当する方式
● 月々の負担を抑えやすいが、追加借入をすると返済期間が延びやすく、総利息が増える |
| 元金定額リボルビング方式 |
● 毎月の元金部分を固定し、利息を上乗せする方式
● 返済が進むにつれて、毎月の返済額は徐々に減っていく |
カードローンは、返済方式によって毎月の最低返済額が異なります。
例えば、「元利定額残高スライド方式」は、借入残高に応じて返済額が変動します。また、「元利均等返済」は、毎月の返済額が一定であるため管理しやすいですが、元金の減りは比較的遅い点には注意が必要です。
「元金均等返済」や「元金定額リボルビング方式」は元金を確実に減らせますが、初期の返済負担が重くなる傾向があります。「元利定額リボルビング方式」は、毎月の返済額が一定で負担を抑えやすい一方、返済期間が長期化しやすいのが難点です。
カードローンの返済方式ごとの特性を理解し、ご自身に合った返済計画を立てましょう。
最低返済額は、カードローンの種類や返済方式によって大きく異なります。
例えば、銀行系カードローンと消費者金融系カードローンでは最低返済額の計算基準が異なり、同じ借入残高でも毎月の支払額に差が出ることがあります。
多くのカードローンで採用している「元利定額残高スライド方式」では、借入残高に応じて返済額が変動し、残高が減ると最低返済額も下がる仕組みです。
例えば、借入残高が100万円で元利定額残高スライド方式の場合、毎月の返済額は残高の2〜3%(約2〜3万円)が目安となり、そのなかには元金と当月利息(年15%の場合は約1.2万円)が含まれます。
一方、「定額方式」は毎月一定額を返済するため、返済計画を立てやすい反面、返済額のなかに利息が含まれるため、借入残高が多い初期の段階では元金が減りにくい点に注意が必要です。
仮に、借入残高100万円、金利15%で定額方式の場合、毎月の返済額を3万円に設定すると、そのなかには当月利息(約1.2万円)と元金が含まれます。そのため、初期は元金の減少が緩やかになる傾向があります。
各社が設定する最低返済額の具体的な金額を比較することで、ご自身の返済能力に合ったカードローンを選びやすくなるでしょう。
カードローンを最低返済額で返済するメリット・デメリット
カードローンを最低返済額で返済することにはメリットとデメリットがあります。それぞれを理解したうえで、計画的にカードローンを利用しましょう。
メリット
カードローンを最低返済額で利用するメリットは次のとおりです。
●月々の返済負担を抑えられる
●延滞を防ぐことで信用情報への悪影響を避けやすい
●収入が不安定なときでも最低限の返済が可能になる
最低返済額で返済する最大のメリットは、毎月の負担を抑えられることです。
最低返済額だけのお支払いであれば、家計への影響を最小限に抑えることができ、急な出費や収入減にも柔軟に対応しやすくなります。
また、返済に遅れなければ、信用情報に延滞情報が登録される心配もなくなります。
信用情報はローンやクレジットカードを契約する際の審査で確認されるものです。返済の延滞などの記録が信用情報に登録されていると、審査に通過しにくくなってしまいます。
今後、自動車ローンや住宅ローンなど、ライフステージに応じて利用する可能性が高まるローンや、新たなクレジットカードを発行することを検討している方は、信用情報にネガティブな情報が登録されないよう注意しましょう。
設定された最低返済額を期日までに返済していれば、延滞は避けられます。そのため、収入が不安定な方でも「少なくとも最低返済額分は引き落とし口座に用意しておこう」という目安を持ちやすくなります。
デメリット
一方、カードローンを最低返済額で利用するデメリットは次のとおりです。
●利息が積み重なり、返済総額が増えやすくなる
● 完済までの期間が長引く
● 借入残高が減りにくく、精神的な負担が続く
最低返済額のみのお支払いであれば、毎月の家計の負担は少なく済むかもしれません。しかし、返済額が少ないと元金が減らず、返済が長期化する可能性が高まります。
特に、借入期間が長くなるほど利息負担は増えていきます。最低返済額のみの返済を続けると、返済額に占める利息の割合が大きくなり、元金が減りにくくなる恐れがあるため注意しましょう。
さらに、完済までの期間が長引くことで借入状態が続き、精神的な負担につながる点もデメリットのひとつです。
長期的にはデメリットが大きくなりやすいため、増額返済や繰り上げ返済も視野に入れた計画的な利用が重要です。
カードローンの返済額を抑えるには、以下の3つのポイントを意識しましょう。
●借入額を見直す
●繰り上げ返済を活用する
●金利の低いカードローンに借り換える
それぞれのポイントについて解説します。
借入額を見直す
カードローンの返済額を抑えるには、借入額の見直しが重要です。
多くのカードローンでは借入残高が増えるほど最低返済額も増えます。必要以上の金額をカードローンで借りてしまうと最低返済額が増えるため、月々の返済負担が大きくなります。
借り入れ前に本当に必要な金額かどうかを再確認し、無駄な借り入れを避けることが返済額を抑えるうえで重要な第一歩です。
また、新たな借り入れを控えることで、毎月の支払額が増えるリスクが抑えられ、家計の管理もしやすくなります。
繰り上げ返済を活用する
カードローンの返済負担を軽減したい場合は、繰り上げ返済が有効です。
ボーナスや臨時収入が入ったタイミングで繰り上げ返済を行えば、元金を早く減らすことができ、結果的に利息の負担を抑えられます。
一時的に資金に余裕があるときに活用すれば、返済期間の短縮や精神的な負担の軽減にもつながります。最低返済額だけに頼らず、計画的に繰り上げ返済を行うことが完済への近道となるでしょう。
多くのカードローンでは、まとめて借入残高を返済する「一括返済」や、最低返済額に加えて定められた単位で任意の金額を上乗せして返済する「増額返済」に対応しています。
繰り上げ返済の詳細は借入先によって異なるため、事前にウェブサイトなどで確認しておきましょう。
金利の低いカードローンに借り換える
現在利用しているカードローンよりも金利の低いカードローンに借り換えることで、利息負担を軽減できる可能性があります。
金利が下がれば利息の総額も抑えやすくなり、結果として返済総額の軽減につながる可能性があります。
ただし、借り換えには審査があるため、ご自身の信用状況に合ったカードローンを選ぶことが大切です。
なお、カードローンの借り換えについては以下で詳しく解説しているので、併せてご覧ください。
カードローンはクレディセゾンの「マネーカード」がおすすめ
クレディセゾンが提供するマネーカードは、利用限度額の範囲内で借り入れと返済を繰り返し利用できる、定額リボルビング方式のカードローンです。
対象カードは「MONEY CARD」、「MONEY CARD GOLD」の2種類があります。マネーカードの特長は以下のとおりです。
● 新規ご契約&ご利用で最大2ヵ月分の利息が実質0円(※1)
● 全国のコンビニATM、金融機関ATMでご利用が可能(※2)
● カード発行後、原則24時間最短数十秒でご本人様名義の口座に振込可能(※3)
● 用途が自由で利便性が高い
● 口座引き落としで返済の手間がかからない
● キャッシングより低金利で借り入れができる場合がある
新規ご契約&ご利用で最大2ヵ月分の利息が実質0円となります(※1)。ご入会日の翌月末までにお借り入れした分について、ご入会日から3ヵ月後のお支払い日(お引き落とし日)までにご返済いただいた分の利息を、もれなくキャッシュバックします。
詳細は公式サイトをご確認ください。
マネーカードは、全国のコンビニATMまたは金融機関ATMでご利用いただけます。コンビニATMでは、最長24時間対応しているため、夜間に現金が必要なときも安心です(※2)。
借り入れ・返済ともにATM手数料が無料のため、余分な費用をかけずに利用できます。提携金融機関は公式サイトをご確認ください。
さらに、ONLINE即振込サービスを利用して、口座振込によるお借り入れにも対応しています。
ONLINE即振込サービスは、「ローンNetアンサー(会員専用ページ)」からのお手続きで、原則24時間最短数十秒で本人名義口座に振り込まれ、振込手数料は無料です。
急に現金が必要になったときも対応できる便利なサービスのため、状況に合わせてご活用ください。
また、マネーカードで借り入れたお金の用途は自由です。生活費や事業性資金など、あらゆる目的に利用できます。
返済方法は口座引き落としで、毎月末締めの翌々月4日に自動で引き落とされます。ATMからの返済や繰り上げ返済も可能なため、状況に合わせて柔軟に利用可能です。ただし、無理のない返済計画を立ててご利用ください。
なお、金利はマネーカードの種類や融資コースによっても異なりますが、「MONEY CARD GOLD(マネーカードゴールド)」の場合、 300万円コース(実質年率8.0%)または200万円コース(実質年率10.0%) で借り入れができます。
以下で「MONEY CARD」、「MONEY CARD GOLD」の詳細を解説します。
(※1)本企画は予告なく変更・中止させていただく場合がございます。
(※2)ご利用(出金)の取扱時間は最長24時間、ご返済(入金)は最長7:00~23:00です。設置場所により異なりますので、詳細は各金融機関へお問い合わせください。
(※3)メンテナンス等によりご利用いただけない時間帯がございます。
MONEY CARD(マネーカード)
| カード名 |
MONEY CARD(マネーカード) |
| 最高利用可能枠 |
100万円 |
| ご融資利率(実質年率) |
15.0%(※1) |
| 申込資格 |
20歳から75歳までの安定した収入のある方(※2) |
| 入会金・年会費 |
無料 |
| 担保・保証人 |
不要 |
「MONEY CARD」は、「MONEY CARD GOLD」よりも借入限度額や条件が抑えられている分、無理のない範囲で利用しやすい点が特長です。
学生や専業主婦の方はお申し込み対象外となりますが、安定した収入があれば年金受給者の方もお申し込みできる(※2)ため、「大きな借り入れは想定していないが、急な出費や生活資金の備えなど、万一のときの利用手段として持っておきたい」という方にも向いています。
シンプルな設計で必要な分だけ利用できるため、カードローンが初めての方や、スタンダードなカードローンを検討したい方に適した一枚といえるでしょう。
(※1)ご利用状況などに応じて最大17.7%まで利率が変更する場合がございます。
(※2)学生・専業主婦、年金収入のみの方はお申し込みいただけません。
MONEY CARD GOLD(マネーカードゴールド)
| カード名 |
MONEY CARD GOLD(マネーカードゴールド) |
| 最高利用可能枠 |
300万円 |
| ご融資利率 (実質年率) |
● 300万円コース:実質年率8.0%
● 200万円コース:実質年率10.0%
|
| 申込資格 |
20歳から75歳までの年収400万円(税込)以上の方でご連絡可能な方(※1) |
| 入会金・年会費 |
無料 |
| 担保・保証人 |
不要 |
「MONEY CARD GOLD」では、ゆとりのある利用可能枠を実現した2つのコースが対象です。
300万円コース(実質年率8.0%)または200万円コース(実質年率10.0%)で借り入れが可能なため、「MONEY CARD」と比較して融資利率も低く、利息の負担をより抑えることができます。
申込資格には年収400万円以上という条件がありますが、利息を抑えながら多彩なライフプランに対応できるカードローンを探している方は、「MONEY CARD GOLD」をご検討ください。
(※)規約改定と利率の改定を予定しております。詳細はこちら
(※1)学生・専業主婦、年金収入のみの方はお申し込みいただけません。
一般的に、カードローンには毎月返済しなければならない「最低返済額」が設定されています。
最低返済額は、毎月必ずお支払いしなければならない下限の金額です。月々の返済負担を抑えながら、収入が不安定なときでも最低限の返済を続けられる点がメリットです。
一方、最低返済額のみの返済を続けると、返済期間が長くなる分、お支払いする利息が多くなるため、返済総額が増えてしまいます。完済までの期間が長引くため、精神的な負担が続く点も大きなデメリットです。
カードローンを利用する際は、最低返済額で返済するメリットとデメリットを理解したうえで、借入額の見直しや繰り上げ返済をするなどして、返済総額を抑えるための工夫を心がけましょう。
なお、クレディセゾンでは、利用限度額の範囲内で繰り返し借り入れと返済ができる定額リボルビング方式のカードローン「マネーカード」を提供しています。
ご自身に合ったカードローンをお探しの方は、マネーカードもぜひご検討ください。
● ご融資額:1~300万円
● ご融資利率:セゾンカードローン/MONEY CARD:実質年率8.0%~17.7%
セゾンカードローン ゴールド/MONEY CARD GOLD:300万円コース:実質年率8.0%、200万円コース:実質年率10.0%
● ご返済回数・期間:1~140回/1~140ヵ月
● ご返済方式:定額リボルビング方式
ご返済例
ご融資コース300万円コースで50万円ご利用、実質年率 12.0%の場合 毎月4日に返済の場合:通常月 14,000円×45回、最終月 1,833円×1回(ご返済額合計 631,833円/最終回のお支払額はご利用日により異なります。)
● 遅延損害金:年率11.68%~20.00%
● 担保・保証人:不要
株式会社クレディセゾン 貸金業者登録番号 関東財務局長(15)第00085号
日本貸金業協会会員番号 第002346号
お支払いのご相談は
日本貸金業協会 貸金業相談・紛争解決センター
0570-051-051(受付時間9:00~17:00 休:土、日、祝、年末年始)