ローンとは、借入先からまとまった資金を借りて、利息を付けて分割返済していく仕組みのことです。住宅ローンや自動車ローン、教育ローンのように使い道が決まっているローンもあれば、カードローンやフリーローンのように自由に使えるローンもあります。
ローンを組む際には審査を受ける必要があり、返済方法や金利はローンの種類や借入先によってさまざまです。
返済方法には主に「元利均等返済」と「元金均等返済」があり、それぞれ以下のような特徴があります。
| 項目 |
元利均等返済 |
元金均等返済 |
| 特長 |
元金+利息を均等に分割 |
元金を均等に返済、利息は残高に応じて変動 |
| メリット |
毎月の返済額が一定で計画しやすい |
返済総額を抑えられる |
| デメリット |
返済総額が多くなりやすい |
初期の返済負担が大きい |
「元利均等返済」は毎月の返済額が一定で、返済計画を立てやすい点がメリットです。「元金均等返済」は毎月の元金返済額が一定で、返済総額を抑えやすいため、長期的に見ると負担を軽減できるのが特長です。
続いて、金利タイプには「固定金利」と「変動金利」があります。
| 項目 |
固定金利 |
変動金利 |
| 特長 |
契約時から完済まで一定 |
市場金利により変動 |
| メリット |
返済計画が立てやすい |
金利低下時は返済額が減る |
| デメリット |
金利低下の恩恵を受けられない |
金利上昇時は返済負担が増加 |
返済計画の確実性を最優先する場合は「固定金利」、市場金利の低下によるメリットを狙いたい場合は「変動金利」が適しているといえるでしょう。昨今では、変動金利を選択する利用者も増えている傾向にあり、将来的な借り換えを前提としている方も少なくありません。
なお、借金やクレジットカードとの違いなど、ローンに関する詳細は以下をご覧ください。
ローンにはさまざまな種類がありますが、なかでも住宅ローンは金額が大きく返済期間も長いため、審査が特に重要です。
ここからは、住宅ローンを例に、審査基準や通過しにくい理由について詳しく見ていきましょう。
住宅ローンを組むには、借入先が定める複数の審査基準を満たす必要があります。国土交通省の調査(※)によると、多くの金融機関において主に重視されるのは以下の6項目です。
● 完済時と借入時の年齢
● 健康状態(団体信用生命保険の加入可否)
● 雇用形態・勤続年数
● 物件の担保評価
● 年収・返済負担率
● 信用情報
順番に解説していきます。
①完済時と借入時の年齢
住宅ローンでは、借入時と完済時の年齢が重視され、一般的に借り入れは18歳以上70歳未満、完済は80歳未満とされています。
「返済期間中に確実に返済できるか」が審査のポイントで、社会人経験の浅い若年層や定年前後の年齢では審査が厳しくなる傾向があります。
②健康状態(団体信用生命保険の加入可否)
住宅ローンでは、多くの借入先が団体信用生命保険への加入を必須条件としています。これは、返済者に万一のことが起きた際にローン回収不能となるリスクを防ぐためです。
加入時には健康状態の告知が必要で、病歴などにより加入できない場合は、住宅ローンの契約自体が難しくなることがあります。
③雇用形態・勤続年数
安定した収入があるかどうかも審査の重要なポイントです。
正社員で長期間勤務している場合は有利ですが、契約社員・派遣社員、または勤続年数が短い場合は、返済能力に対する不安から審査に不利になる可能性があります。
④物件の担保評価
万一返済が滞った場合、借入先は物件を競売にかけて資金を回収します。しかし、競売価格は市場価格を下回ることが多いですが、担保評価が高いほど回収の確実性は向上するでしょう。
そのため、審査では物件の時価や流動性が重視され、評価額が低い場合には借入額の制限や審査落ちのリスクが生じます。
⑤年収・返済負担率
年収と返済負担率(年収に対する年間返済額の割合)も、審査で重視される基準です。住宅金融支援機構の調査(※1)によると、返済負担率の重視度が増している金融機関は73.3%にのぼります。
返済負担率は既存の借り入れも含めて計算され、年収に比べてローン返済額が大きすぎると、返済困難と判断され、審査に通過しにくくなります。
「フラット35」(※2)では返済負担率の上限を30~35%としていますが、一般的には手取り年収の20~25%が理想的です。
手取り年収別の理想的な返済額は以下のとおりです。なお、返済額は「ボーナス返済を利用しないケース」を想定しています。
| 手取り年収 |
返済負担率 |
年間返済額(月々返済額) |
400万円 |
20% |
約80万円(約6.7万円) |
| 25% |
約100万円(約8.3万円) |
600万円 |
20% |
約120万円(約10万円) |
| 25% |
約150万円(約12.5万円) |
この範囲内であれば、家計に無理をかけずに返済を続けられるでしょう。
⑥信用情報
信用情報とは、カードローンやクレジットカードなどの契約内容や返済履歴、申込履歴を記録したデータのことです。
住宅ローンの審査では、借入先が信用情報を確認します。延滞や滞納、債務整理の履歴がある場合、返済能力への不安から審査が不利になる可能性があります。
住宅ローンの審査に通過するには、事前準備が欠かせません。借入先は返済能力や信用力などを多角的にチェックするため、計画的な行動が重要です。
①自分の返済可能額と借入可能額を確認する
②頭金を積み立てる
③ほかにローンがある場合は、一括管理で早めに返済する
④自分の信用情報を確認する
⑤クレジットカードなどの支払遅延をしない
⑥転職を避けて勤続年数を積む
以下では、審査通過率を高める6つの具体的な準備方法について解説します。
①自分の返済可能額と借入可能額を確認する
住宅ローンを検討する際には、無理なく返済できる金額と借入可能額の把握が大切です。目安として「手取り年収×20%」を月々の返済額とし、それを基に借入可能額を試算しましょう。
借入先の公式サイトにあるシミュレーションツールを活用すると便利です。借入可能額を把握してから物件を探すことで、予算内での選択と無理のない返済計画が立てやすくなります。
②頭金を積み立てる
住宅ローンは頭金がなくてもお申し込みは可能ですが、頭金を多く用意すれば借入額を抑え、月々の返済負担を軽減できます。
例えば、「手取り年収400万円、返済負担率20%、金利1.99%、35年返済」の場合、月々の返済額は約6.7万円です。ここで頭金を100万円用意すれば、月々の返済額を約6.3万円まで抑えられます。
返済負担率がわずかに下がることで審査上の評価もプラスとなる可能性があり、ほかの借り入れがある場合や年収ギリギリでの申請時には特に有効でしょう。
③ほかにローンがある場合は、一括管理で早めに返済する
住宅ローン以外にカードローンや自動車ローンなどが残っていると、返済負担率が高くなり、審査に不利になります。
対策として以下の方法があります。
● 余裕資金で一括返済する
● おまとめローンで借入件数を減らす
● 毎月の返済額を増やして早期完済を目指す
計画的な返済実績を積むことで、借入先からの信頼度も向上し、住宅ローン審査でも有利に働きます。
おまとめローンを検討する場合は、金利や返済条件をしっかり比較することが大切です。クレディセゾンのカードローン「MONEY CARD(マネーカード)」は、おまとめローン専用のサービスではありませんが、複数のカードローンをまとめて返済管理を簡易化させることも可能です。
④自分の信用情報を確認する
住宅ローンの審査では、信用情報が重要な判断材料となります。信用情報は、以下3つの指定信用情報機関で管理されています。
● CIC(株式会社シー・アイ・シー)
● JICC(株式会社日本信用情報機構)
● KSC(全国銀行個人信用情報センター)
本人が自覚していない過去の延滞や債務整理も記録されている場合があるため、自分の信用情報がどのように登録されているのか、事前に確認しておくことをおすすめします。
⑤クレジットカードなどの支払遅延をしない
クレジットカードや携帯電話料金の分割払いなど、わずか数日の支払遅延でも信用情報機関に記録され、住宅ローン審査では減点される要因となります。
これらのお支払いは自動引き落としに設定したり、残高不足を防ぐために給料日直後の引き落とし日に変更したりするなど、確実な支払体制を整えておきましょう。
一度でも遅延すると、その記録は完済から約5年間残り続けます。
⑥転職を避けて勤続年数を積む
住宅ローン審査では、勤続年数が長いほど安定した収入があると評価される傾向があります。国土交通省の調査(※)によると、93.2%の借入先が勤続年数を重視しています。
転職が珍しくない現代では、同業他社への転職なら審査に影響しない場合もありますが、融資実行までは転職や独立を控えるのが無難でしょう。
スムーズに住宅ローンを組むために、審査の流れと必要書類をあらかじめ把握しておきましょう。
審査の流れ
住宅ローンのお申し込みは、一般的に以下4つのステップで進みます。
● 事前審査
● 本審査
● 契約手続き
● 融資実行
事前審査では、年収や返済負担率、信用情報などから融資の可否と借入可能額の目安を判定します。本格的な審査に入る前の重要な段階です。
本審査では、返済能力や物件の担保価値を詳細に調査し、融資の最終判断を行います。事前審査よりも厳しい基準での評価になるため、事前審査を通過しても本審査を通過するとは限りません。
審査に通過すると、契約手続きに入ります。金利や返済方法などの条件を最終確認し、必要書類の提出と契約書への署名などを行います。
融資実行の段階で資金が指定口座に振り込まれ、一連の流れが完了します。
お申し込みに必要な書類
住宅ローンのお申し込みに必要な書類は、借入先によって異なりますが、一般的には以下のとおりです。
| 審査段階 |
主な必要書類 |
| 事前審査 |
・本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)
・収入を確認する書類(源泉徴収票や確定申告書など)
・物件関係書類(物件のチラシなど) |
| 本審査 |
・本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)
・住民票
・印鑑証明書
・収入を確認する書類(源泉徴収票や納税証明書など)
・物件関係書類(不動産契約書や重要事項説明書、平面図や間取り図など) |
物件関連書類は、多くの場合、不動産会社が用意してくれます。必要書類を事前にそろえておけば、手続きがスムーズに進み、審査も受けやすくなるでしょう。
住宅ローンを組む際、物件購入にかかる費用の大部分はカバーできますが、引っ越し費用や家具購入、急な出費には対応できない場合があります。このような不足資金を補う方法として、カードローンの活用が有効です。
また、複数のローンを抱えている場合は、特定のカードローンに集約して、返済管理をシンプルにするというのも一案です。
クレディセゾンが提供する「MONEY CARD(マネーカード)」であれば、お申し込みから審査回答まで最短即日で完了し、住宅ローンと併用することで、不足資金にも柔軟に対応できます。
住宅ローンと異なるカードローン独自の特長は以下のとおりです。
・ 使い道が自由で、住宅購入後の引っ越し費用や家具購入、急な出費に備えられる
・ 担保や保証人が不要で、短期・少額の借り入れができる
・ お申し込みから借り入れまでの手続きがスムーズに進む
カードローンを利用しているだけで住宅ローン審査に通らなくなる可能性は低いですが、借入残高や返済の状況によっては審査に影響する場合もあります。住宅ローン審査前は大きな借り入れを避けることで、審査通過の可能性を高められるでしょう。
カードローンはクレディセゾンの「MONEY CARD」がおすすめ
クレディセゾンが提供するマネーカードは、利用限度額の範囲内で借り入れと返済を繰り返し利用できる、定額リボルビング方式のカードローンです。
対象カードは「MONEY CARD」、「MONEY CARD GOLD」の2種類があります。マネーカードの特長は以下のとおりです。
● 新規ご契約&ご利用で最大2ヵ月分の利息が実質0円(※1)
● 全国のコンビニATM、金融機関ATMでご利用が可能(※2)
● カード発行後、原則24時間最短数十秒でご本人様名義の口座に振込可能(※3)
● 用途が自由で利便性が高い
● 口座引き落としで返済の手間がかからない
● キャッシングより低金利で借り入れができる場合がある
新規ご契約&ご利用で最大2ヵ月分の利息が実質0円となります(※2)。ご入会日の翌月末までにお借入れした分について、ご入会日から3ヵ月後のお支払い日(お引き落とし日)までにご返済いただいた分の利息を、もれなくキャッシュバックします。
詳細は公式サイトをご確認ください。
マネーカードは、全国のコンビニATMまたは金融機関ATMでご利用いただけます。コンビニATMでは、最長24時間対応しているため、夜間に現金が必要なときも安心です(※2)。
借り入れ・返済ともにATM手数料が無料のため、余分な費用をかけずに利用できます。提携金融機関は公式サイトをご確認ください。
さらに、ONLINE即振込サービスを利用して、口座振込による借り入れにも対応しています。
ONLINE即振込サービスは、「ローンNetアンサー(会員専用ページ)」からのお手続きで、原則24時間最短数十秒で本人名義口座に振り込まれ、振込手数料は無料です(※3)。
急に現金が必要になったときも対応できる便利なサービスのため、状況に合わせてご活用ください。
また、マネーカードで借り入れたお金の用途は自由です。生活費や事業性資金など、あらゆる目的に利用できます。
返済方法は口座引き落としで、毎月末締めの翌々月4日に自動で引き落とされます。ATMからの返済や繰り上げ返済も可能なため、状況に合わせて柔軟に利用可能です。ただし、無理のない返済計画を立ててご利用ください。
なお、金利はマネーカードの種類や融資コースによっても異なりますが、「MONEY CARD GOLD(マネーカードゴールド)」の場合、実質年率8.0%(300万円コース)または実質年率10.0%(200万円コース)で借り入れができます。
以下で「MONEY CARD」、「MONEY CARD GOLD」の詳細を解説します。
(※1)本企画は予告なく変更・中止させていただく場合がございます。
(※2)ご利用(出金)の取扱時間は最長24時間、ご返済(入金)は最長7:00~23:00です。設置場所により異なりますので、詳細は各金融機関へお問い合わせください。
(※3)メンテナンス等によりご利用いただけない時間帯がございます。
MONEY CARD(マネーカード)
| カード名 |
MONEY CARD(マネーカード) |
| 最高利用可能枠 |
100万円 |
| ご融資利率(実質年率) |
15.0%(※1) |
| 申込資格 |
20歳から75歳までの安定した収入のある方(※2) |
| 入会金・年会費 |
無料 |
| 担保・保証人 |
不要 |
「MONEY CARD」は、「MONEY CARD GOLD」よりも借入限度額や条件が抑えられている分、無理のない範囲で利用しやすい点が特長です。
学生や専業主婦の方はお申し込み対象外となりますが、安定した収入があれば年金受給者の方もお申し込みできる(※2)ため、「大きな借り入れは想定していないが、急な出費や生活資金の備えなど、万一のときの利用手段として持っておきたい」という方にも向いています。
シンプルな設計で必要な分だけ利用できるため、カードローンが初めての方や、スタンダードなカードローンを検討したい方に適した一枚といえるでしょう。
(※1)ご利用状況などに応じて最大17.7%まで利率が変更する場合がございます。
(※2)学生・専業主婦、年金収入のみの方はお申し込みいただけません。
MONEY CARD GOLD(マネーカードゴールド)
| カード名 |
MONEY CARD GOLD(マネーカードゴールド) |
| 最高利用可能枠 |
300万円 |
| ご融資利率(実質年率) |
● 300万円コース:実質年率8.0%
● 200万円コース:実質年率10.0% |
| 申込資格 |
20歳から75歳までの年収400万円(税込)以上の方でご連絡可能な方(※1) |
| 入会金・年会費 |
無料 |
| 担保・保証人 |
不要 |
「MONEY CARD GOLD」では、ゆとりのある利用可能枠を実現した2つのコースが対象です。
実質年率300万円コース(実質年率8.0%)または200万円コース(実質年率10.0%)で借り入れが可能なため、「MONEY CARD」と比較して融資利率も低く、利息の負担をより抑えることができます。
申込資格には年収400万円以上という条件がありますが、利息を抑えながら多彩なライフプランに対応できるローンカードを探している方は、「MONEY CARD GOLD」をご検討ください。
(※1)学生・専業主婦、年金収入のみの方はお申し込みいただけません。
ローンを組む前には、審査基準や準備方法を正確に理解することが大切です。住宅ローンの通過率が高まり、契約後のトラブルも防ぎやすくなります。
ローンを組む前に押さえておきたいポイントは以下のとおりです。
・ 年収、勤続年数、信用情報、返済負担率など、審査に影響する条件を把握する
・ 自分の返済可能額と借入可能額をシミュレーションで確認する
・ 頭金の用意や既存ローンの整理などで返済能力を示す
・ 支払遅延を避け、転職は控えて勤続年数を積む
・ カードローンなど補助ローンを活用して、住宅ローンでは賄えない資金を補う
住宅ローンだけではカバーできない費用は、「マネーカード」を併用することでスムーズに補えます。お申し込みから審査回答まで最短即日対応のため、資金計画に柔軟性を持たせたい方におすすめです。
● ご融資額:1~300万円
● ご融資利率:セゾンカードローン/MONEY CARD:実質年率8.0%~17.7%
セゾンカードローン ゴールド/MONEY CARD GOLD:300万円コース:実質年率8.0%、200万円コース:実質年率10.0%
● ご返済回数・期間:1~140回/1~140ヵ月
● ご返済方式:定額リボルビング方式
ご返済例
ご融資コース300万円コースで50万円ご利用、実質年率 12.0%の場合 毎月4日に返済の場合:通常月 14,000円×45回、最終月 1,833円×1回(ご返済額合計 631,833円/最終回のお支払額はご利用日により異なります。)
● 遅延損害金:年率11.68%~20.00%
● 担保・保証人:不要
株式会社クレディセゾン 貸金業者登録番号 関東財務局長(15)第00085号
日本貸金業協会会員番号 第002346号
お支払いのご相談は
日本貸金業協会 貸金業相談・紛争解決センター
0570-051-051(受付時間9:00~17:00 休:土、日、祝、年末年始)
(※)貸付条件をよくご確認のうえ、計画的にご利用ください。
(※)当社所定の審査がございます。審査によりご希望の意に添えない場合もございますので、あらかじめご了承ください。